導入事例
静岡県公立中学校に自動販売機を設置
概要
キーワード
熱中症対策
防災備蓄
設置自動販売機
飲料(缶・ペットボトル・ビン)販売機
ポイント
公立中学校への設置
学校独自ルールの作成
【中学校】熱中症対策と災害対策で導入
御前崎市立浜岡中学校:2023年7月設置
●生徒が自動販売機で飲料を購入する
御前崎市と包括連携協定を締結している大塚製薬の子会社である弊社が、 生徒が熱中症対策として飲料を購入できる自動販売機を設置しました。
コロナ以降、冷水機の稼働を止めたこともあり、生徒は水筒を持参することになりました。
ただし、水筒だけでは足りなくなる生徒もおり、熱中症対策に取り組む上で、公立中学校でも飲料の自動販売機を設置する動きが出ています。
▲ 設置された自動販売機
● 生徒会が導入 「浜中自販機ルール」
金銭利用、利用時間、空き容器の処理の問題もありますが、生徒会が中心となって 独自の運用ルール 「浜中自販機ルール」を設定しています。
「浜中自販機ルール」 11項目(以下抜粋)
1) 原則、飲料は水筒等で家から持ってくる
2) 購入本数は1日2本までとする
3) 購入した分のゴミは各自家に持ち帰る
4) 貸し借りはしない。 おごらない。 おごってもらわない
●災害対策用 “ライフラインベンダー” を導入
▲製品の取り出しの説明を受ける生徒 (掲載記事:静岡新聞社)
災害時には学校が保管しているカギを使用して、自動販売機の扉を開けることができます。 さらに内部の製品収納庫(コラム)のそれぞれに取り付けられているワイヤーを引くことで 製品を取り出せる仕組みになっています。 (使用に関しましては別途覚書を締結させていただきます)
●導入後の感想
・自分たちで決めたことをしっかりと守る学校づくりが進んだ
・夏の期間中、子どもたちは持参した飲料が足りなくなった時の心配をしなくてよくなった
・自分たちで熱中症対策を考える機会となった
・災害用自動販売機があることで日常生活から子どもたちの防災意識が高まった