今年も熱中症対策に関して耳にする時期となりました。弊社も大塚製薬
グループの一員として、継続的に啓発活動を行っております。

本年より弊社社員は「熱中症対策アンバサダー」として活動しています！

■「熱中症対策アンバサダー」とは
環境省、文部科学省、農林水産省の後援のもと、大塚製薬が主催し、熱中症対策の
啓発や普及活動を行う人材を育成する認定制度です。
オンデマンド講座を受講し、確認テストに合格すると、「熱中症対策アンバサダー」
として認定されます。

私も先月受講し、終了証を社員証とともに持ち歩いております。
また専用サイトにアクセスし、講座の復習や知識の確認もできます。

「アフターコロナ」で、夏のイベントも通常開催されるようになりました。
熱中症警戒アラートなどの注意喚起も行われておりますが、まずは1人1人が
正しい知識を身につけることが大切ですね。

▼ 大塚製薬 健康・疾患啓発活動　熱中症対策
https://www.otsuka.co.jp/sustainability/health/campaigns-and-initiatives/preventing-heat-disorders/

夏を前に「暑熱順化」という言葉を聞く機会が多くなりました。

■「暑熱順化」とは：
暑い中ですぐに汗をかける「夏仕様」の体づくりをすることです。

私たちの体は暑さを感じると、皮膚の血管を広げて血流を増やしたり、
汗をかいたりして、体内の熱を逃がそうとします。
ただ、日頃汗をかく機会が少ないと体温調節がうまくいかず、暑さに
なかなか適応できないとのことです。

＜暑熱順化するためには（例）＞======================================
～日常生活で～　入浴時の半身浴、サウナなど＋軽い運動（ジョギングなど）
～職場などで～　7日以上かけて暑熱作業に従事する時間を次第に長くしていく

中高年の方、体力に自信のない方には、「インターバル速歩」がお勧めとのこと。
「3分早く歩いて、3分ゆっくり歩く」、これを1日5回以上、週に4回以上、
4週間行うと暑熱順化ができるという研究結果が報告されているそうです。

湿度の高い梅雨の時期も熱中症には要注意です。
早目に暑さに慣れる準備が必要ですね。

▼ 夏に備えろ！ ナツナレろ！
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https://pocarisweat.jp/action/pocarimiku/netsunarero/

今年の6月から厚生労働省は熱中症対策について、企業に罰則付きで
義務付けることにしております。

■ 対象となるのは=================================================
「ＷＢＧＴ計28度以上、または気温31度以上の環境下で、
連続1時間以上、または1日4時間を超えて実施」が見込まれる作業

▼ 厚生労働省 「職場における熱中症対策の強化について」
（令和7年6月1日 改正労働安全衛生規則の施行）
https://www.mhlw.go.jp/content/001476821.pdf

「熱中症による死亡災害多発」を踏まえて、職場での対策を強化することが
目的とされています。

一方で、熱中症での緊急搬送者数の過去5年間の推移において、約6割の方が
高齢者です。 また発生場所は「住居」が約4割を占めます。
各自治体は、「クーリングシェルター（指定暑熱避難施設）」を準備し、
注意喚起のみならず、熱中症を防ぐための活動を強化しているようです。

私の同居している両親（80歳代）も、「家でじっとしているとそれほど暑くない」
とか「そんなにノドも乾かない」と言います。 夏になると、毎朝出社時の私は
「エアコン付けろよ」「水分補給しろよ」と「うるさい息子（オヤジ）」に
なります！

職場、学校のみならず、高齢者の方とのコミュニケーション、対策も
今後はより重要になってくると思われます。

▼ 大塚製薬 「熱中症に特に注意したい人」
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/caution/